板書をノートに写す際[黒板ノート]間の視線の往復をできる限り減らすようにしよう。
例えば,先生が黒板に次のように書いたとする。
「ask, know, see, wonder の後のif節は名詞節『~かどうか』を疑え」
これをノートに写すのに君は何回黒板を見るだろうか。
9回という人もいれば1回という人もいるだろうが,
板書された文はできるだけ長いかたまりで保持し(リテイン)ノートに書き写すよう意識しよう。
毎日の写すという「作業」が「リテイン」力を鍛えるトレーニングになる。
リテイン力がないと読んだ(聞いた)先から忘れてしまう。
[黒板ノート]の往復が頻回な生徒には「間違えてもいい(後で直せる)からできるだけ黒板を見ないでノートを写そう」と指示する(こういう指示ができるのは対面授業の良い点)。
見ながら書くのは単なる作業。
見たものを保持してノートに写すのは脳トレ。
ノートトレーニング,略してノートレ!