1日目の音読法とアプリの使い方

1.まず収集→次に記憶
英語は「学問」ではなく「言葉」です。声を出さない歌の練習がありえないように、声を出さない言葉の練習もありえません。
百式では「九九方式の音読法」で、英単語を体で覚えていきます。
百式は同じ100語を7日音読して覚える方法です。
そこで最初のステップは「覚える100語を選ぶこと」です。
あなたの前に単語カードの
1束50語入っています(50語×14束=計700語)。
「束」の中には既に知っている単語もあれば、まだ知らない単語もあるでしょう。
「
覚えたい単語を選んだら、その100語を毎日20分間音読します。これを7日間続けます。
手順通り音読するだけで7日後には自動的に単語が身に付いています!
2.アプリの使い方(1日目)
①単語の「収集」フェーズ
●「
●単語カードの「束」から覚えたい単語を100語*あつめる
――最初に、この一連の作業をアプリでやります。
*この7日間トライアルは練習なので、「7日間50語」でスタートすることをお勧めします(1日1日の変化が分かりやすく単語を覚える感覚をつかみやすいのです。このトライアルも50語で説明していきます。もちろんトライアル後は100語以上に増やせます)。
一箱の理想の単語数は50~120語位です。「7日間トライアル」の最終日に詳しく説明しますが、200語以上覚えたいときは一箱に200語詰めるのではなく、100語の箱を2箱用意する方が効果的です。

箱を設置→覚えたい単語を集める*音声ガイダンスが流れます
(トライアル中なので50語集める例です)

左上の「完了」を押すと、「箱1」の単語は確定し、以後この「箱1」への追加はできなくなります。
「箱1」を破棄してやり直すこともできます。

②「記憶」フェーズ
覚えたい単語を「箱」に入れたら、いよいよ音読です!
音読方法*音声ガイダンスが流れます
― Point 1 ―
「英単語+意味」の形で2回音読します。
例えば最初の単語commence「始まる」の場合、「commence始まるcommence始まる」と、「単語」と「意味」をつなげて、2回音読します。
"commence"と"始まる"の間に
― Point 2 ―
音読するのは大きな太字の意味だけです。"( )がついた文字" や "~" などの記号、"薄い文字" は読みません。
2番目の単語 「insofar as①~の範囲内で②~する限り」のように太字の意味が①②・・・と複数ある場合は、「insofar asの範囲内で する限りinsofar asの範囲内で する限り」と読みます。
― Point 3 ―
以上の要領で最後の単語まで音読したら、最初の単語に戻り、20分経つまで音読を続けます。
― Point 4 ―
音読には「適度なスピード」が必要です。印象が残っているうちに最初の単語に戻れると定着が良くなるからです。
ただし無理に急ごうとしてはいけません。無理にならない範囲で速く読もうと心がけていればOKです。それで自然と、いつのまにかスムーズに音読できるようになります。
百式はテンポよく音読できるよう、音読効率を追求した作りになっています。ユーザーがアスリートのような感覚でアプリに没入できるように設計されています。
― 今日使うボタン ―
発音表示ボタン
・発音記号/
・カタカナ/
・OFF
のいずれかを選択。最初の2,3日は「カタカナ」で、慣れてから「発音記号」にかえたり「非表示」にしたりなど、お好みにあわせて変更できます。
単語カードのダブルタップで音源再生

なお、今日は使いませんが単語カードの右側長押しで「記憶の助っ人」欄の表示、左側長押しで「各種ツール」を表示できます。
― 注意!―
最初の2,3日は覚えている感覚が「まったく」ありません。
でもそれで正しいので安心してください!(理由は明日お話します)