4日目の音読法とアプリの使い方

4日目の音読法とアプリの使い方
― Point 1 ―
今日は音読を始める前に、どれだけ覚えているか確認してみてください。
単語だけ見て、意味を言える単語は何語あるでしょう?
「赤シート半ONモード」にすると便利です。
このとき特に苦手意識がある単語は「レッドカード」(←スワイプ)にして、音読の際少し多めに読むようにしてください。例えば「commence始まる」が苦手だったとしたら「commence始まる、commence始まる、commence始まる、commence始まる」と「4回読み」して次の単語へ行くのでしたね(レッドカード候補が多い場合、特に苦手な5単語以下――全体の10%位がリミットです――に絞って「4回読み」です)。レッドカード未満の「ちょっと」苦手かも、という単語は「イエローカード」にしておきます。
― Point 2 ―
逆に「これは超余裕!」という単語があれば→スワイプして「グリーンカード」にし、20分の音読中、何回かは
左下の「色フィルター」ボタンで「グリーンカード」を一時的に非表示にすることもできます。
レッドカード→「4回読み」
グリーンカード→「スキップ読み」
色カードの数はあまり多くしないようにしてください。「多印」は「無印」と変わらないからです。少数のレッドカードとグリーンカード、それより少し多いイエローカード、大多数はホワイトカード、というイメージです。
音読中、これはもう楽勝になったと思ったらグリーンを増やしたり、レッドカードからイエローカードに、イエローカードからホワイトカードに昇格させたり、逆に音読中、苦手意識がある単語が見つかったらホワイトからイエローに、イエローからレッドに降格したりします。
― Point 3 ―
人それぞれ覚えにくい単語というのがあります。そのような「とっかかりがない、印象の薄い単語」(レッドカード、イエローカード)は音読前に「記憶の助っ人」欄を読んでください。
単語カードの右側を長押しすると表示されます。
例えば9番 forebearsの「記憶の助っ人」欄を見ると、「forebearsのforeはbeforeのfore。『以前の人』で『先祖』」といった記憶の助けになる情報が載っています*。このとき、画面左下の色フィルターボタンで、イエローカードとレッドカードのみ表示するとレッドカードとイエローカードの「助っ人欄」だけ見ることができます。もっとも、グリーンカード、ホワイトカードの「記憶の助っ人」欄も、読めばたくさんの学びがあるはずです。空き時間にでもぜひ読んでみてください!
さらに詳細な語源情報も!
外部リンクで理解を深める
*一部、特筆すべきコメントがない単語の場合「記憶の助っ人」欄は空欄です。
その際は左側を長押しして「各種検索ツール」を表示させます。記憶のとっかかりになる情報が探せます。
また、「語源」は有効な記憶補助手段ですがあくまで記憶のとっかかりに過ぎません。「知識として知っている単語」「頭で分かっているだけの単語」で終わらせてはならず、音読して身体で覚え直す必要があります。
映画での用例検索
― Point 4 ―
音読を始めたら音読以外のことは一切NGです。単語を染み込ませるようという気持ちだけを持って音読してください。「記憶の助っ人」欄も音読中には読まないでくださいね。